技術的なバックグラウンドがなくても、1円もかけずに日本で就職するための3つのステップ

この記事は、13年に胡蝶ブログと豆板醤に掲載した「日本での働き方：内定獲得体験記」の内容を引用しています。 元の記事は、7年前に上海にいた私が東京で仕事を探し、1年以上の計画と努力を経て、3年間の就労ビザを取得して11年8月に上京した時の体験記です。

6年が経ち、まだ当分は東京にいますが、あまり長居はできません。 この6年間で新しい経験をたくさんし、今年はついに自分の人生のまったく新しいプランと目標を持つことができました。

元記事へのリンクです。日本で就職するには：私の内定獲得体験談(同文舘、2013年)

偶然の出張がきっかけで、東京で仕事をし、人生を変えることを決意

日本語を勉強し始めたときから日本に行きたいと思っていましたが、当時はただ旅行がしたかっただけでした。

2010年3月、幸運にも東京と大阪に企業研修に行かせていただくことになり、初めて海外に行くことになりました。わずか2〜3週間で日本が好きになった.

大学を卒業するとき、給料だけで仕事を選び、日本最大の広告代理店からの内定を断り、小さな会社で営業をしていました。日本本社と上海支店の職場の雰囲気が全く異なり、皆がそれぞれの立場でハイスピードで仕事をしているのを見ると、とても羨ましく、むしろオフィスで怠けていたくないと思うほどでした。自分がやっている仕事に何の意味があるのかもわからずに...。

スタンフォード大学での講演で、スティーブ・ジョブズはこう語っています。

自分の心や気持ちに従う勇気を持ちましょう。ある時点で、あなたの心は、あなたが本当になりたいものを知り、他のすべては二の次になるのです。

「彼らは、あなたが本当になりたいものを、なんとなく知っている。 他のことは二の次だ。"

その間に、「日本に行けば人生が変わるかもしれない」と思い、日本に行くことを決意したのです。

実現不可能な夢を3年間の就労ビザに変え、まったく新しい人生を歩むための3つのステップ

#1 自己分析

当時は日本語しかわからず、1年間の実務経験もありましたが、1年前の新卒時に比べて仕事のスキルが上がったとは思えませんでした。

日本で就職するということは、日本人との競争だけでなく、日本にいる外国人留学生との競争でもあります。日本語は上手なのですが、留学生と比べて何か有利な点がありますか？自分の計画では、1年2カ月で日本に来る予定だったので、新しいことを学ぶ時間は10カ月ほどしかなく、さらに2カ月ほど就職活動に費やすことになる（この当初の計画は実は楽観的すぎで、実際、就職活動を始めてから口頭でオファーをもらうまでに5カ月以上かかっている）。

私が戦えるのは、おそらく英語だけだと思います。ほとんどの留学生は、おそらく英語があまり得意ではないでしょうし、どのみち英語はどこでも重要なので、習得しても不利になることはないでしょう。

#2 1年間の努力の結晶

その後、1日8時間以上（通勤途中2時間、昼食時1時間はヘッドホンでリスニング練習、19時に帰宅後、12時過ぎまで英語勉強）、半年後にはTOEIC880点、BEC中級合格を達成しました。その代償として、その年は友人との会食や外食にほとんど参加しませんでした。

ちなみに、私は大学1年の時に4級に合格し、それ以来、英語には手を出していません。

2008年の夏季オリンピックでは、ドミニカ共和国チームのボランティアとして、チームとのコミュニケーションを担当しましたが、チームのスペイン語通訳がいないときは、英語でコミュニケーションを取らざるを得なかったことを思い出します......。 食堂の場所を聞かれて、1階と答えようとしたら、日本語しか出てこなかったことがありました。 慌てて手を上の階の方向に向け、何とか一言、"There... "と絞り出しました。

(しかし、2017年の今、私の英語力は日本語を凌駕しています！）。英語と日本語のどちらが得意かはわかりませんが、母国語だけでなく、どちらも使うことができます。でも、最近は中国語を話す機会が少ないので、母国語が少し劣化してしまいましたが......）。

#3 我慢は哲学ではない、たとえ数え切れないほど拒絶されても、自分を信じなければならない。

当時24歳だった私には、日本で就職する資格があったはずだ。しかし、中国でいくつかの機関に問い合わせたところ、日本での就職はよほどのことがない限り無理、あるいは留学という選択肢もあるが、これらの方法には多額の費用がかかると言われました。

私もそんなものにお金を払いたくない（お金がないから就職するのではないのか...）。とか、人が言っていることの不可能性を信じているわけではありません。

そこで、自分でGoogleの日本語サイトで日本のタレント事務所を探し（この年はまだ中国でもGoogleのサービスが利用できた、万歳）、その会社に直接メールを書いたり電話をしたりしてコンタクトを取るようにした。

日本の人材紹介会社にコンタクトを取る過程は、実はとても楽しいものでした。ほとんどの会社は、単に情報を求めるだけのメールにはとても丁寧に返信してくれましたが、ほとんどの返信は、「何もできない」「大変申し訳ない」というものばかりでした。

何社の人材紹介会社に問い合わせたか、イントロンなど上海に支店のある日本のエージェントにも声をかけ、日本のイントロンにも直接連絡したのですが、なんと上海のイントロンの日本人マネージャーから連絡があり、日本の本社から私の状況を聞いて、会いたいと言ってきたのだそうです。その日、私は大きな期待を抱いてオフィスに入ったが、がっかりして帰ってしまった。ずっと「上海の仕事を紹介したい」と言っていたのに...。 上海にいたから日本の仕事を紹介してもらえなかった。

何度も断られるうちに、手を引こうと思うようになり、本当に無理なのだろうかと思うようになりました。しかし、それでもあきらめたくはなかった。私は、状況を変える方法を2つ考えました。

1. 東京以外も含め、より多くのタレント事務所にコンタクトを広げ、とにかくまずは日本へ。
2. 日本で私を雇いたいと思う会社が見つからないなんて。

努力は必ず報われる（たとえ、タイムリーでなくても。何度も断られた後、東京のタレント事務所が紹介でやってみようと言ってくれて、オンライン面接を受けることができたんです。

日本でタレント事務所を探すにはどうしたらいいですか？

準備に丸1年、仕事を見つけるのに5カ月かかり、ようやく内定と3年間の就労ビザを手に入れました。その間、どんどん心が弱っていき、諦めようかと思ったこともありました。 同時期に上海で仕事を探し、内定をもらったのですが、自分が本当にやりたいことは何か、希望の光がある限りは諦めずに、初志貫徹したいと思い、いただいた内定を諦めました。

日本に来たときはすでに8月で、4月の桜は見られなかったが、来年も、再来年も......。 これからは、毎年4月に満開の東京を見ようと思えば見られるのです。

一度しかないチャンスをものにできたことは、幸運だったと思います。人生はいつもこんなにラッキーなものではありませんし、欲しいものがすべて手に入るわけでもありません。しかし、私は常々、人生に不可能はないと考えています。欲しいものがあれば、それを追いかける勇気を持つことです。本気でやれば、たとえ失敗しても後悔はしない。結果よりも大切なのは、その過程なのだから。

東京での6年間を終えて

初めて日本に来たときは、まさか自分がこんなに長く日本にいることになるとは思ってもみませんでした。日本はとても平和に暮らせる国です。ただ、私はもともと平和主義者ではありませんし日本にいた6年間で4回転職しました営業から始まり、翻訳、マーケティングに移り、現在はデジタルマーケティングの専門性を高めることに注力しています。私が上海に留まることに満足できなかったように、6年間の日本での生活を経て、世界旅行計画とオンラインビジネスのベンチャーを立ち上げ、来年には日本を出て、また新しい人生の旅を始めたいと思っています 🙂 .